佐藤弘道さん医学博士として活躍も脊髄梗塞で活動休止…下半身麻痺も

2024年6月13日

1993年4月よりNHK Eテレ「おかあさんといっしょ」第10代体操のお兄さんを12年間務め、子ども達だけでなくお母さん達にも親しまれ長年人気を博しているひろみちお兄さん。そんな誰からも愛される佐藤弘道さんに思いもよらない悲劇が襲い掛かりました。

脊髄梗塞による下半身麻痺で緊急入院

6月13日、所属する太田プロダクションからの突然の発表で世間は騒然としました。ひろみちお兄さんこと佐藤弘道さんが「脊髄梗塞」という病気で緊急入院し、現在全く歩くことができない下半身麻痺となっているとの事。投薬とリハビリの日々を過ごされ、復帰に向けて前向きなコメントを自筆の書面で発表してくれています。しかし、この病気に有効的な治療法が無いという残念な報告もあり、厳しい現実が突きつけられています。この辛い状況にも関わらず、前向きなコメントをされた佐藤弘道さんの精神力には敬意を表します。

佐藤弘道さんの自筆の報告文

脊髄梗塞とは？

脊髄への血流が阻害されることで起こる病気です。脊髄は脳からの指令を身体の各部位に伝える重要な神経束であり、血流が遮断されると、その部分の神経が損傷を受けます。これにより、下半身の麻痺や感覚障害、排尿・排便の障害などが生じることがあります。原因には、動脈硬化や血栓、外傷などが含まれます。早期の診断と治療が重要であり、リハビリが必要となる場合が多いです。

体操のお兄さんとして人気

NHK「おかあさんといっしょ」の「体操のおにいさん」として長年親しまれ、”ひろみちお兄さん”という愛称でその明るく元気なキャラクターが視聴者に親近感を与えています。また、体育教育の専門知識と豊富な経験を活かし、子供たちに体を動かす楽しさを伝えること活動などをしていました。ひろみちお兄さんはテレビ出演だけでなく、イベントや講演会、著書などを通じて幅広く活動しています。