尾崎世界観のおすすめ本は!?二度目の芥川賞候補決定で話題『転の声』も紹介!

尾崎世界観さんは、ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマンとしてだけでなく、小説家としても成功を収めています。彼の小説は、音楽活動と同様に深い感情と独特の視点で描かれ、多くの読者から高い評価を得ています。そんな尾崎世界観さんの著書からのおすすめと、尾崎世界観さんがおすすめしている本をそれぞれ紹介します!

目次

尾崎世界観さんの著書 おすすめ

『母影』 2021年・新潮社

尾崎世界観さんの著書で第164回芥川賞候補に選ばれた「母影」。この作品は、尾崎さんの繊細な筆致と深い洞察力が評価され、純文学の新人作家に対して贈られる芥川賞の候補として注目されました。

https://www.shinchosha.co.jp/book/104452/

『犬も食わない』2022年・新潮社

尾崎世界観、千早茜が男女それぞれの視点で描く、豪華共作恋愛小説。

https://www.shinchosha.co.jp/book/104451/

尾崎世界観さんが紹介するおすすめの本

綿谷りさ著 『インストール』

吉田修一著 『横道世之介』

重松清著 『疾走』

柳美里著 『ゴールドラッシュ』

下村湖人著 『次郎物語』

新胡桃著 『何食わぬきみたちへ』

これらは尾崎世界観さんがこれまでに評価した本の一例です。

紹介された本の全体的な印象としてディストピアな世界観(※抑圧的な社会や絶望的な未来を描き、暴力や苦しみが頻繁に登場する。)を好まれるのかと感じました。自身の作風にも影響し、独特な世界観を醸し出しています。

第171回芥川龍之介賞 候補作『転の声』とは?

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000454.000043732.html

文藝春秋から発売される尾崎世界観さんの最新刊『転の声』ーロックバンドのフロントマン以内右手が「俺を転売してくれませんか?」とカリスマ転売ヤーに懇願し、自分たちのライブチケットにプレミアが付きどんどん高額になっていく…。後ろめたさと快感、興奮と欲望。尾崎世界観にしか描けないエゴサ文学の到達点。

第171回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作品一覧

第171回芥川龍之介賞 候補作 ※作者五十音順

朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』

尾崎世界観『転の声』

坂崎かおる『海岸通り』

向坂くじら『いなくなくならなくならないで』

松永K三蔵『バリ山行』

第171回直木三十五賞 候補作

青崎有吾『地獄グリコ』

麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』

一穂ミチ『ツミデミック』

岩井圭也『われは熊楠』

柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』

芥川龍之介賞・直木三十五賞とは?

芥川龍之介賞

芥川龍之介賞は、日本の純文学の新人作家に対して贈られる文学賞です。1935年に創設され、日本文学振興会が主催しています。純文学の中でも新しい才能を発掘することを目的としています。

直木三十五賞

直木三十五賞は、日本の大衆文学の新人・中堅作家に対して贈られる文学賞です。芥川賞と同じく1935年に創設され、日本文学振興会が主催しています。エンターテインメント性の高い作品が対象となります。

これらの賞は、日本の文学界において非常に権威があり、受賞することで作家としての地位が大きく向上します。

”小説家”尾崎世界観

彼の作品は、独自の視点と深い感情描写が特徴であり、既に多くの読者から高い評価を受けています。音楽活動で培った表現力と繊細な感性を活かし、今後も多様なテーマで魅力的な物語を提供してくれることでしょう。また、彼の独特な語り口は文学界に新しい風を吹き込み、ますます注目を集めることが期待されます。

尾崎世界観 プロフィール

出身地:東京都

生年月日:1984年11月9日

ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマンで、ボーカル兼ギタリスト

2012年、クリープハイプとしてメジャーデビュー

他のアーティストへの楽曲提供も行う

本名は尾崎 祐介、2016年『祐介』で小説家デビュー

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