元なでしこジャパンでDFを務めた鮫島彩さん。今季で現役引退を発表されました。ファンからは温かい声が届いています。現在の姿とこれまでの軌跡を辿っていきましょう。
元なでしこジャパンDF・鮫島彩の現在の活躍
元なでしこジャパンでDFとして活躍し現在大宮アルディージャVENTSUに所属しています。
鮫島さん個人のオフィシャルサイトも運営されています。
こちらでは、鮫島さんのスケジュールやギャラリー、さらにファンクラブもありこれからもサッカー界を盛り上げてくれる事が期待されます!
追記!
今後の動向について、25日に行われた引退会見で言及されました!
2022年から通っている大学院で学業に専念する予定で、大学院ではWEリーグの観衆について研究しているとの事。
最後に「現役は引退するんですけど、これからはビール片手にスタンドでWEリーグを観戦していると思うので、これからも一緒にWEリーグを盛り上げていきましょう」と笑顔で締めくくりました。
鮫島彩さんってどんな人?
1987年、栃木県出身で小学校1年生からサッカーを始め、常盤木学園高校出身。現在は大宮アルディージャVENTSUに所属しています。2011年からはアメリカ(ボストンブレイカーズ)やフランス(モンペリエSC)でのプレーも経験され、なでしこジャパンでは主にサイドバックとして活躍。2011年女子ワールドカップ(W杯)では初優勝に貢献しました。
サッカーファンからは、そのルックスにも注目が集まり、人柄からも人気者で、その上DF選手としての実力に多くの人が魅了されていました。なでしこジャパンでの活躍は今もなお語り継がれる素晴らしい選手です。
現役引退を発表
鮫島さんは今季での現役引退を発表しました。5月25日のINAC神戸戦(NACK5)が現役最終戦となります。
■コメント
今シーズンをもちまして、引退することにしました。過去を振り返れば、震災によるチーム活動休止、アメリカリーグ移籍、アメリカリーグ廃止によるフランスリーグ移籍、W杯優勝、五輪銀メダル、怪我による無所属でのリハビリ期、etc…..自分の思い描いていたサッカー人生からは、想像もつかない出来事の連続だった気がします。
ですが、自分が想像していたよりも遥かに、学びの多い、素晴らしいサッカー人生を送ることができました。
サッカーを始めてから28年間。あのときもし別の選択をしていれば、失点していなかったかも、怪我をしていなかったかも、もっと良い方向に向かっていたかも…そう思う瞬間はいくつもありますが、サッカーをやっていたからこそ見ることのできた景色や出会えた仲間、そして、これまでに出会ったファン・サポーターの皆さんの存在が、今までの私の選択が全て最高の選択だったことを証明してくれています。
両親からもらった名前の通り、サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました。関わってくださったすべての方々に、心より感謝します。本当にありがとうございました!
最高に幸せなサッカー人生でした。
5月25日(土)のリーグ最終戦、ぜひ最後まで熱い応援をよろしくお願いします!
大宮アルディージャVENTUS
なでしこジャパンでの軌跡
女子日本代表では2011年W杯ドイツ大会で優勝に貢献されました。2012年ロンドン五輪では銀メダル、2015年W杯カナダ大会では準優勝と、日本の女子サッカーを支えられた1人です。
引退後も女子サッカーの発展に貢献し支えて欲しいですね!
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